「CBDって違法じゃないの?」と聞かれて固まった話
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CBDに興味を持った瞬間、頭をよぎったのは「これ、大丈夫なやつ?」という不安でした。同じ疑問を抱えた人に向けて、私が調べてわかったことをまとめます。
CBDは正直ちょっと怖かった30代前半。友人に勧められて半信半疑で試した
友人にCBDを勧められて、最初に検索したのが「違法」だった
正直に告白すると、私がCBDについて一番はじめに検索したワードは「CBD とは 違法」でした。友人が「最近これ気に入ってて」とオイルの小瓶を見せてくれたとき、嬉しいはずなのに頭の中では別の疑問がぐるぐる回っていたんです。「これって、あの成分と関係あるやつじゃないの?」「持ってるだけで捕まったりしない?」って。
友人に聞くのも変な空気になりそうで、その日は「へえ、いいね」と流したものの、家に帰ってからスマホで検索魔になりました。同じように、興味はあるけどまず不安が先に立ってしまった、という人は少なくないんじゃないかなと思います。この記事では、当時の私が知りたかったことを、今の言葉でゆっくりまとめてみます。
「大麻」と「CBD」は、そもそも見ている場所が違う
まず混乱の元になっていたのは、CBDが大麻由来の成分だという事実そのものでした。大麻という言葉に、多くの人がなんとなく身構えてしまうのは自然なことだと思います。私もそうでした。
ただ調べていくと、大麻草にはたくさんの成分が含まれていて、その中でも特に性質が大きく違う二つの成分があるとわかりました。ひとつはTHCという成分で、これは気分や感覚を大きく変化させる作用があるとされ、日本では規制の対象になっています。もうひとつがCBDで、こちらにはそうした作用はないとされていて、法律上もTHCとは別物として扱われています。
つまり「大麻由来だから同じように怖いもの」というよりは、「同じ植物から採れるけれど、性質も法律上の扱いもまったく違う成分がある」というのが正確な理解のようです。日本国内で流通しているCBD製品は、THCを含まない、あるいは基準値以下に管理されたものを使うことが定められていて、そこをクリアしたものだけが販売できる仕組みになっています。私が最初に感じていた「なんとなく怖い」は、この二つを頭の中で混同していたことが大きかったんだと、今になって思います。
不安だったのは「合法かどうか」より「自分の体にどう作用するのか」だった
違法かどうかを調べて安心したあと、次に気になったのは「じゃあ結局これは体に何をするの?」ということでした。ここが分からないまま「なんとなく癒される」で終わらせてしまうと、逆にまた不安が戻ってきそうな気がしたんです。
調べてみると、私たちの体にはもともと「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」と呼ばれるしくみが備わっていて、これが自律神経のバランスや、緊張と休息の切り替えに関わっていると考えられているそうです。自律神経には、活動モードを担う交感神経と、休息モードを担う副交感神経があって、この二つがうまく入れ替わることで、私たちは緊張したり、ほっと力が抜けたりしている。CBDはこのECSの働きに関わっていて、体が本来持っている「切り替える力」を後押しするような形で研究が進められているようです。
これを知ってから、私の中でのCBDの印象が変わりました。「気分がふわっと落ち着く不思議な成分」ではなく、「もともと体に備わっているしくみに寄り添うもの」というイメージに近づいたんです。もちろん効果には個人差がありますし、「絶対に切り替わる」というものではないと思いますが、少なくとも「得体の知れないもの」ではなく「体のしくみに関係するもの」だと分かったことで、警戒心が少しほどけました。
不安がゼロになったわけではないけれど、知ることで選べるようになった
ここまで調べて、私が違法だと誤解していたのは、単に情報が整理されていなかったからだと気づきました。大麻という言葉のインパクトが強すぎて、その中身を分けて考える機会がなかっただけなんですよね。
とはいえ、「もう完全に安心!」と言い切るつもりもありません。CBD製品は種類も品質もさまざまで、どこの誰が作ったか分からないものを不安なく選べるかというと、それはまた別の話だと思います。だからこそ、成分表示や含有量がきちんと明記されているものを選ぶ、というのが最低限の自衛になる気がしています。
私が最初に感じていた「違法かもしれない」というモヤモヤは、正体を知ることでずいぶん軽くなりました。友人からもらった小瓶を、あのとき少し身構えながら受け取った自分を思い出すと、今はちょっと笑ってしまいます。もし同じように検索窓に「CBD とは 違法」と打ち込んだことがある人がいたら、まずは大麻とCBDが別物だということ、そしてCBDが自律神経のような体のしくみに関わる成分として研究されていることだけでも、知ってもらえたらいいなと思います。知ることは、不安を減らす一番の近道だったように思います。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。



