CBDの「作用点」って結局どこ?受容体の話

CBD歴3年、そろそろ「なんとなく良い気がする」から一歩進みたい。CBDが体のどこに働きかけているのか、受容体の仕組みをマニアックに掘り下げてみました。

ツムギ
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ツムギ#CBD歴長め

CBD歴3年、いろいろなブランド・製品を試してきたヘビーユーザー

「効いてる気がする」の中身を知りたくなった

CBDを使い始めて3年、正直に言うと最初の1年くらいは「なんとなくリラックスできる」くらいの理解で十分満足してた。でもいろんなブランドのオイルを試したり、世の中にあるグミやバームの話を調べたりするうちに、摂り方によって体感の質が違うらしいと気づいて。「これって偶然?それとも成分の吸収経路の違い?」って気になり始めたのが、そもそもの入り口だった。

個人的には、体感の違いを言語化したいタイプなんだけど、そのためには「CBDがどこに、どう働きかけているのか」を知らないと話にならない。というわけで今回は、いつものルーティンの話じゃなくて、ちょっと真面目に「作用点」の話をしてみようと思う。

エンドカンナビノイド・システム(ECS)というインフラ

CBDの話をするとき避けて通れないのが、エンドカンナビノイド・システム(ECS)という体内システム。私たちの体にはもともと「カンナビノイド受容体」というものが存在していて、代表的なものにCB1受容体とCB2受容体がある。

CB1受容体は主に脳や神経系に多く分布していて、気分や感覚、自律神経のバランスに関わる働きが研究されている。一方でCB2受容体は免疫細胞まわりに多く、体の内側の調整機能に関わっていると言われている。ECSはこの2つの受容体を中心に、体内で作られる「内因性カンナビノイド」というシグナル物質のやり取りを通じて、体のバランス(ホメオスタシス)を保つ働きに関与していると考えられている。

面白いのは、CBD自体はCB1・CB2受容体に直接強く結合するタイプの成分ではないということ。むしろ、体内の内因性カンナビノイドが分解されるのを緩やかにしたり、ECS全体の働きをサポートする方向で関与しているのでは、という研究が多い。「CBD=受容体にガチッとハマって即効く」というよりは、「体内の調整システムに間接的に働きかける黒子」みたいなイメージの方が近い気がしてる。

舌下・経皮・経口、経路によって体感が違う理由

私のルーティンはオイル一本で、朝はFOCUSを舌下に、寝る前はDREAMを、というふうに時間帯と量で使い分けてるんだけど、摂取経路によって吸収のされ方が違うという話は、いつ・どのくらい摂るかを考えるうえでも参考になる。

舌下摂取は、口腔粘膜から毛細血管を通って比較的早く吸収されるルートと言われている。だから「今から集中したい」みたいな場面には舌下が向いてる気がする。一方でグミなどの経口摂取は消化器を経由するので、吸収に時間がかかる分、立ち上がりはゆるやかだけど持続時間が長めになる傾向がある、と言われている。ただグミやカプセルは1粒の量が決まっていて細かい加減ができないので、私は同じことを、オイルを飲み物に混ぜる形でやっている。

バームなどの経皮摂取は皮膚の局所にあるカンナビノイド受容体に働きかけるイメージで、全身への巡りというより「その部分周辺」への作用が中心になると言われている。だから「どこに働きかけたいか」で摂り方の向き不向きがある、という理屈自体は面白い。私自身は、その日の量を目盛りで決められるオイルを舌下で使う形に落ち着いてる。

ちなみにオイルの色って製品ごとに違って見えることがあるけど、これは精製度合いや原料の違いによるもので、白い紙やスプーンに少し垂らして見比べるとわかりやすい。ボトル自体は遮光のため色つきや不透明な容器がほとんどだから、外から中身の色を判断することはできない。ここは地味に誤解されがちなポイントだと思う。

自律神経とECSのつながりを意識してみる

もうひとつ、CBD歴が長くなってから意識するようになったのが自律神経との関係。交感神経が優位になりすぎると、心拍が上がったり、呼吸が浅くなったりする。逆に副交感神経がうまく働くと、体がゆるむ方向に切り替わっていく。ECSはこの自律神経のスイッチングにも関わっていると考えられていて、CBDがその調整をサポートする方向で研究されている、という報告もある。

私の場合、忙しい日ほど呼吸が浅くなって、そこにCBDを取り入れると「心拍が落ち着く感覚」を得やすい気がしてるんだけど、これはあくまで個人の体感で、断定はできない部分。ただ「気分の問題」というより「自律神経という体の内側のシステムに働きかけている」と捉えると、なんとなく使い方にも納得感が出てくる。

個人差はもちろんあるし、同じ製品でもその日のコンディションで感じ方が変わることもある。それでも、こうやって「体のどこにどう働きかけているか」を知っておくと、単なる「気分次第」で終わらせずに、自分に合った摂取経路やタイミングを選びやすくなると思う。

知ることで、使い方の解像度が上がる

3年もCBDを使ってると、つい「体感」だけで語りがちになるんだけど、たまにこうやって仕組みの部分に立ち返ると、自分の使い方を見直すきっかけになる。ECSも自律神経も、まだ研究途上の部分が多い分野だからこそ、「〜と言われている」「〜が研究されている」くらいの慎重な理解でちょうどいいんだと思う。

今日から急に何かが変わるわけじゃないけど、知っていると使い方の解像度が少し上がる。そんな感覚を、今回はシェアしてみました。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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