58歳、資格試験の参考書を開いても頭が動かない夜
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やる気が出ないのは根性がないからじゃない。年齢を重ねた体だからこそ起きる自律神経の乱れと、その整え方について、資格の勉強を始めた58歳の実体験からお話しします。
58歳。更年期や親の介護をきっかけにCBDを取り入れた
参考書を開いた瞬間、指が止まる
去年の秋、思い立って資格の勉強を始めました。若い頃なら机に向かえば自然とスイッチが入ったものですが、今はそうもいかないんですよね。夜、家事を終えてやっと参考書を開いても、文字が頭の上を滑っていくだけで、気づけば同じページを三回読んでいる。「これは怠けているんだろうか」と自分を責めたくなる夜が何度もありました。
でも、いろいろ調べたり体の変化と付き合ったりするうちに、これは意志の弱さだけの問題ではないらしい、とわかってきたんです。年齢を重ねると、脳が「今は休むべき時間」と「今は動くべき時間」の切り替えが下手になってくる。これは私だけじゃなくて、同世代の友人たちからもよく聞く話です。
やる気が出ないのは、自律神経の切り替えがうまくいっていないから
やる気というと、精神論や気合いの話にされがちですが、体のしくみで見るとまた違う景色が見えてきます。私たちの体には交感神経と副交感神経という、いわばアクセルとブレーキのような自律神経があって、日中は交感神経が優位になって活動的に、夜は副交感神経が優位になって休息モードに入る、という切り替えを一日の中で繰り返しています。
ところが年齢を重ねたり、更年期でホルモンバランスが揺れたりすると、この切り替えがスムーズにいかなくなることがあると言われています。日中なのに体がだるくてアクセルが踏めない、逆に夜になっても神経が休息モードに入れず頭が冴えてしまう。私が「勉強しよう」と思う夜の時間帯は、ちょうど体が休息へ向かおうとするタイミングと重なっていて、そこに無理やり集中力を求めていたのかもしれません。
さらに、この自律神経のバランス調整には、体の中にもともと備わっているエンドカンナビノイド・システム(ECS)という仕組みが関わっていると言われています。ECSは自律神経やホルモン、気分の調整など、体のさまざまな働きのバランスを取るのに関与していると研究されているのですが、加齢やストレス、ホルモンの揺らぎによってこの仕組み自体が乱れやすくなることもあるようです。つまり「やる気が出ない」というのは、性格でも根性でもなく、体の内側の調整がうまくいっていないサインという見方もできるんですよね。
私が試した、勉強前の「切り替え時間」の作り方
意志の力だけでは限界があるとわかってから、私は「勉強を始める前に体を切り替える時間」を意識的に作るようにしました。具体的にはこんな感じです。
まず、勉強を始める30分前にお風呂から上がるようにしました。熱すぎないお湯にゆっくり浸かると、交感神経から副交感神経へ一度傾いた体が、お風呂上がりに少しずつ活動モードへ戻っていく感覚があるんです。それから、机に向かう前に温かいお茶を一杯。冷たい飲み物より、体温に近いものの方が自分は落ち着いて頭が働く気がしています。
そして、ここでFOCUSのオイルを取り入れるようになりました。日中や集中したい時間帯に向けて設計されたオイルなので、これを目盛り0.5mlを目安に、お茶に垂らすか舌の下に置いてから机に向かうようにしています。オイルタイプなので、その日の体調や集中の度合いに合わせて目盛りで量を調整できるのが、私にはありがたいところです。「今日は疲れが強いから少なめに」「休日で時間があるから少し多めに」と、自分の体と相談しながら量を決められる。カプセルのように量が固定されていないのは、年齢とともに日々コンディションが変わる私にとって、地味だけれど大きな違いでした。
結果を急がず、体のリズムと付き合っていく
正直に言うと、これをやったからといって急に集中力が湧き上がるわけではありません。体感には個人差があると思いますし、劇的な変化を期待すると拍子抜けするかもしれません。ただ、以前より「今日はやろう」と思えるまでの時間が短くなった感覚はあります。無理に自分を奮い立たせるのではなく、体の切り替えを後押ししてもらっている、という感じでしょうか。
やる気が出ない夜、自分を責める前に、まず体の状態を疑ってみてほしいんです。特に更年期の時期は、ホルモンの揺らぎが自律神経にも影響しやすいと言われていますから、「なぜかやる気が出ない自分」を性格の欠陥のように捉えなくていいと思います。お風呂の時間をずらす、飲み物を変える、オイルで少し後押しする。そんな小さな工夫の積み重ねが、机に向かう気持ちを少しずつ支えてくれるように感じています。
今日も参考書は開けるかどうかわからないけれど、まずは体を整えるところから始めてみようと思います。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。