肩甲骨を寄せる呼吸、介護椅子の横で覚えた

母の介護椅子の横で、なんとなく始めた呼吸法。肩甲骨を寄せるだけの数十秒が、実は自律神経に働きかける小さな習慣だったという話です。

マキ
この記事を書いた人
マキ#親世代のCBD

58歳。更年期や親の介護をきっかけにCBDを取り入れた

母の介護椅子の横に、小さな丸椅子を置いて、私はよくそこに座っています。血圧を測ったり、お茶を持ってきたり、たいしたことはしていないのですが、待ち時間というのが案外長いんですよね。その隙間の時間に、肩甲骨を寄せる呼吸というのを覚えました。

やり方は簡単で、鼻から息を吸いながら肩甲骨をぐっと後ろに寄せて、口からゆっくり息を吐きながら緩める。それだけです。最初は「こんなことで何が変わるの」と半信半疑だったのですが、続けているうちに、肩のこわばりだけでなく、頭の中のざわつきまで少し落ち着くのを感じるようになりました。

介護の合間に固まっていたのは肩だけじゃなかった

介護をしていると、体は座っているだけなのに、ずっと気を張っているんですよね。母の呼吸の音、次に何が必要かの見当、部屋の温度。頭がフル稼働している分、肩や胸のあたりがぎゅっと縮こまっていることに、当時の私は気づいていませんでした。

同世代の友人に聞くと、「介護中は息を止めているみたいな感覚がある」と言う人が多くて、私だけではなかったんだなと少し安心したのを覚えています。緊張が続くと呼吸が浅くなり、それがさらに緊張を強めるという悪循環に入りやすいそうです。

呼吸と自律神経、体の内側での話

肩甲骨を寄せてゆっくり吐く呼吸は、副交感神経が働きやすくなる合図の一つと言われています。交感神経がずっと優位なままだと、体は休むタイミングを見失ってしまうようで、意識して深く息を吐くことが、その切り替えのきっかけになると考えられているんですね。

ここに、CBDを取り入れるようになったこともお伝えしておきたいと思います。CBDは、体の中にもともとあるエンドカンナビノイド・システムという仕組みに関わっていると研究されていて、これは自律神経のバランスや、ストレスへの反応の調整にも関係していると言われています。呼吸法だけでは物足りない日、私は舌下にオイルを目盛り0.5mlを目安に垂らしてから、同じ呼吸を繰り返すようにしています。気分がふわっと軽くなる、というよりは、体の緊張がすっとほどけていくような感覚で、これはあくまで私個人の体験なのですが、同じように感じる人もいるようです。

介護椅子の横でもできる、というのが良かった

特別な場所も時間も必要なくて、母の隣に座ったまま、目を閉じずにできるというのが、私にとってはありがたかったんです。誰かに気づかれることもなく、数十秒で終わる。忙しい合間にこそ、こういう小さな行動が意外と効くのだと、身をもって知りました。

肩甲骨のあたりって、普段はあまり意識しない場所ですよね。だからこそ、そこに意識を向けるだけで、体が「あ、今は少し緩めていい時間なんだ」と受け取ってくれるような気がしています。個人差はあると思いますが、介護や更年期で気を張り続けているという方には、一度試してみてほしい呼吸です。

母の隣で始めたこの呼吸が、今では私自身の体を守る習慣になりました。誰かのために気を張る時間が長い人ほど、こういう小さな緩め方を、自分のために持っておいてもいいのではないかと、最近しみじみ思っています。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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