緊張がほどけないのは、性格のせいではありません

「緊張しやすい性格を直したい」と思っていませんか。実は緊張のほぐし方には体のしくみに沿った順番があります。研究データも交えて整理してみました。

ケン
この記事を書いた人
ケン#データで語る

元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当

緊張は「気の持ちよう」ではなく神経の反応です

大事な会議の前や人前で話す直前、心臓がドキドキして手に汗をかく。こうした緊張は、性格の弱さではなく、自律神経のうち「交感神経」という、体を活動モードに切り替える仕組みが強く働いている状態だと考えられています。交感神経が優位になると、心拍数が上がり、筋肉がこわばりやすくなります。これは本来、危険から身を守るための反応で、誰にでも備わっているものです。

つまり「緊張しない人」がいるのではなく、「切り替えが少し早い人」がいる、という捉え方の方が実情に近いのではないかと私は思っています。

緊張をほぐす方法は「呼吸」から始めるのが理にかなっています

数ある方法の中でも、研究の裏付けが比較的多いのが呼吸によるアプローチです。息を吸う時間よりも吐く時間を長くする「呼気延長」と呼ばれる呼吸法は、交感神経とは逆に体を休息モードへ導く「副交感神経」を優位にしやすいと報告されています。具体的には、4秒かけて吸って、6〜8秒かけてゆっくり吐く、という単純なものです。

会議室に入る前の1分でも構いません。呼吸のリズムを変えるだけで、体の反応が変わり始めることがあります。

体をゆるめると、心もついてくることがあります

緊張すると肩や首、あごに力が入りやすくなります。これは脳が「今は緊張している」と判断している証拠でもあるのですが、面白いのは、逆に体の力を意図的に抜くと、脳の緊張の判断も後からゆるむことがある、という点です。肩をすくめて一気に脱力する、握りこぶしを作ってからパッと開く、といった簡単な動作が、この「体から心へ」のアプローチにあたります。

体の内側の調整に関わる仕組み、ECS

私たちの体には、こうした緊張とリラックスのバランスを内側から整えようとする仕組みがもともと備わっていると考えられています。その一つが「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」です。ECSは、自律神経の働きや気分の調整など、体のさまざまな恒常性(いつも通りの状態を保とうとする働き)に関わっていると研究されています。

CBD(カンナビジオール)は、麻の成分の一つで、このECSに何らかの形で作用する可能性が研究されている成分です。「気分が落ち着く」という感覚だけでなく、緊張時に優位になりやすい交感神経とのバランスに関わっているのではないか、という視点から研究が進められています。ただし効果には個人差があり、「必ず緊張がほぐれる」と断定できるものではない点はご留意ください。

取り入れるなら、緊張する前のタイミングで

CBDオイルを試してみる場合は、緊張してから慌てて摂るよりも、緊張しそうな場面の前、たとえば大事な予定がある日の朝や、少し余裕のある時間帯に取り入れている方が多いようです。付属のスポイトで目盛り0.5mlを目安に舌下に落とし、1〜3分置いてから飲み込む、というのが基本的な使い方です。量は一律ではなく、その日の体調や場面に合わせて目盛りの位置で調整できるのも、オイルというかたちの特徴です。

呼吸法や脱力法といった「その場でできること」と、CBDのように「体の内側の状態づくりに関わるとされるもの」を組み合わせて、緊張との付き合い方を少しずつ自分なりに整えていく。そんな視点を持っておくと、緊張そのものをなくそうと頑張りすぎずに済むのではないかと思います。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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