深部体温という視点で、入眠を数えてみた

「寝つきが悪い」を体温のグラフで見てみたら、意外な発見がありました。今回は深部体温とCBDの関係を、研究職時代の癖でデータ寄りに考えてみます。

ケン
この記事を書いた人
ケン#データで語る

元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当

お風呂上がりの「あの感じ」を分解してみる

私たちの体は、眠りにつく少し前から「深部体温」と呼ばれる体の内側の温度をゆるやかに下げていきます。お風呂上がりに手足が温かくなるのは、体の内側の熱を手足の表面から逃がして、深部体温を下げようとしているサインだと言われています。この温度が下がっていく過程が、眠気のスイッチと連動していると考えられているんですね。

研究職だった頃、私はよく「感覚の話を数字にできないか」と考えていました。眠りも同じで、「なんとなく寝つきが悪い」で終わらせず、体温のリズムという物差しで見てみると、原因が少し具体的になる気がしています。

自律神経が体温調整の司令塔

この体温の上げ下げをコントロールしているのが、自律神経です。日中は交感神経が優位になって活動モードの体温を保ち、夜になると副交感神経が優位になって、体を休息モードに切り替えていきます。ところが、仕事の緊張や考え事が続くと、夜になっても交感神経が働き続けてしまい、体温がうまく下がらないまま眠ろうとしてしまう。これが「布団に入ってもなかなか寝つけない」状態の一因ではないかと言われています。

ここで登場するのが、体の中にもともと備わっているエンドカンナビノイド・システム(ECS)という仕組みです。ECSは、自律神経のバランスやストレスへの反応、体温調整など、体のさまざまな働きを裏側から調整していると研究されています。CBDはこのECSに働きかけることで、間接的に副交感神経が優位になりやすい状態をサポートしていると考えられていますが、あくまで「体の内側の調整に関わっている可能性がある」という段階の話であり、断定できるものではありません。

私が試した、小さな記録実験

先月、私は2週間だけ簡単な記録をつけてみました。就寝1時間前にCBDオイル「DREAM」を目盛り0.5mlを目安に、舌下に含んでから、布団に入るまでの体感時間をメモするというものです。厳密な体温測定ではありませんが、「布団に入ってから寝つくまでの体感」が、使わなかった週に比べて少し短く感じられた日が多かったのは、正直な印象でした。

もちろんこれは私個人の記録であり、効果を保証するものではありません。気温や日中の運動量、その日の考え事の量によっても変わりますし、個人差も大きいところです。それでも「なんとなく眠れない」を放置せず、記録という形で自分の体と向き合ってみる時間そのものが、結果的にリラックスにつながっていたのかもしれないと感じています。

数字がなくても、続けられる理由

研究の世界では、体温や心拍のような数値化できるデータが重視されます。ただ、日々の暮らしの中では、そこまで厳密に測らなくても、「今日はいつもより早く眠れた気がする」という小さな手応えを積み重ねていくことのほうが、長く続けるコツなのかもしれません。

眠れない夜を無理にコントロールしようとするのではなく、体が本来持っている体温のリズムや自律神経の働きを、少しだけ後押ししてあげる。そんな視点で、今夜の眠りと向き合ってみてはいかがでしょうか。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

一覧に戻る