更年期の不眠、ホルモンと自律神経から考えてみる

「歳のせい」で片づけがちな更年期の不眠。実は女性ホルモンと自律神経の揺らぎが関係していると言われています。夜の過ごし方を、体のしくみから一緒に見直してみませんか。

ケン
この記事を書いた人
ケン#データで語る

元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当

眠れないのは、意志の弱さではありません

マキさん、こんにちは。ケンです。40代後半から50代にかけて「夜中に目が覚めてしまう」「布団に入っても頭が冴えてしまう」というお悩みを、私はこれまで多くの研究データや読者の声を通じて見聞きしてきました。これは決して気の持ちようや意志の弱さの問題ではなく、体の中で起きている変化がベースにあると考えられています。

エストロゲンの減少が、自律神経に影響するしくみ

更年期になると、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が大きく揺らぎながら減少していきます。このエストロゲンには、実は自律神経(体を活動モードにする交感神経と、休息モードにする副交感神経のバランスを取る仕組み)を安定させる働きがあると言われています。

そのため、エストロゲンが減っていく過程では自律神経の切り替えがうまくいかず、本来ならリラックスして眠りに入るはずの夜間にも交感神経が優位なままになりやすい、と考えられています。ほてりや発汗、動悸を感じやすくなるのも、この自律神経の揺らぎと関係していると言われています。

ECS(体内のバランス調整システム)という視点

ここで少し専門的な話をご紹介します。私たちの体には「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」と呼ばれる仕組みが備わっています。これは、体温や気分、睡眠のリズムなど、さまざまな体内バランスを微調整している、いわば体の「番人」のような存在です。

研究の分野では、このECSが自律神経の働きやホルモンバランスの変化とも関わりを持ちながら、体を一定の状態に保とうとしていると考えられています。CBD(カンナビジオール)は、このECSに働きかける成分のひとつとして研究が進められており、揺らぎやすい心身の状態にそっと寄り添う存在として注目されているのです。ただし、効果には個人差があり、すべての方に同じように当てはまるわけではない点はご留意ください。

夜の過ごし方を、少しだけ整える

更年期の夜を穏やかに過ごすために、私が研究データをもとにおすすめしたいのは次のような小さな習慣です。

まず、就寝1時間前にはスマートフォンやパソコンの画面から離れること。ブルーライトは脳を覚醒させ、交感神経を優位にしてしまう可能性が指摘されています。次に、湯船に浸かって体温を一度上げてから下げること。この体温変化が、副交感神経への切り替えを後押ししてくれると言われています。

そして、そうした夜の習慣のひとつとして、CBDを取り入れる方も増えています。私たちの「DREAM」は、こうした夜時間にそっと寄り添えるよう設計したアイテムです。就寝前のリラックスタイムに数滴垂らし、深呼吸をしながら心と体をゆるめる時間を作ってみる。そんな小さな儀式が、揺らぎやすい自律神経を落ち着かせる一助になるかもしれません。

「歳のせい」で終わらせずに

更年期の不眠は、ホルモンと自律神経という体の内側の変化が背景にあることが、研究を通じて少しずつ明らかになってきています。マキさんも、ご自身の体で起きている変化を「仕方のないこと」と諦めるのではなく、そのしくみを知った上で、できることから試してみてはいかがでしょうか。あくまで個人の体験や研究段階の知見ではありますが、夜の過ごし方を少し変えるだけでも、心持ちが変わってくるかもしれません。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、 それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

一覧に戻る