日曜夜の家事、心拍データが教えてくれたこと
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日曜の夜、なんとなく肩が重い。そんな週末の終わりに、心拍のログとCBDの摂取記録を重ねてみたら、意外な傾向が見えてきました。
元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当
日曜の夜だけ、心拍が下がりにくい
研究職を辞めてからも、データを取る癖だけは抜けません。ここ数ヶ月、私は市販のウェアラブル端末をつけたまま日々を過ごし、心拍数の推移をなんとなく眺める習慣を続けています。もともとは仕事のストレス管理のつもりで始めたのですが、続けているうちに、ある曜日だけ妙な傾向があることに気づきました。日曜の夜です。
平日の夜は、22時を過ぎる頃には心拍が緩やかに落ち着いていきます。ところが日曜だけ、同じ時間帯になってもなかなか下がりきらない。数値としては数拍程度の違いですが、グラフにすると明らかに「谷が浅い」形をしています。休んでいるはずの日の夜に、体はむしろ緊張気味だったわけです。
これは私だけの現象ではないようで、翌週への切り替えに伴う緊張が「日曜の夜症候群」と呼ばれることもあると聞きました。体は正直で、頭で「明日から仕事だな」と考えるより先に、自律神経のバランスがそちらに引っ張られてしまうのかもしれません。
交感神経が下がりきらない、というしくみ
ここで少し、体のしくみの話をさせてください。私たちの自律神経には、活動時に働く交感神経と、休息時に働く副交感神経があります。日中はアクセルである交感神経が優位になり、夜になるとブレーキである副交感神経に切り替わっていくのが本来のリズムです。ところが、翌日への予期不安のようなものがあると、このスイッチの切り替わりが鈍くなり、交感神経が優位なまま夜を迎えてしまうことがあると言われています。
この自律神経のバランス調整には、エンドカンナビノイド・システム(ECS)という体内のしくみが関わっていると考えられています。ECSは、体内で作られるカンナビノイドという物質と、それを受け取る受容体からなるネットワークで、神経の興奮を鎮めたり、ホルモンの分泌を調整したりと、体の恒常性を保つ働きに関与しているとされています。CBD(カンナビジオール)はこのECSに間接的に働きかけると考えられており、交感神経が過剰に優位になった状態を緩め、副交感神経への切り替わりを後押しする可能性が研究されています。もちろん、これはまだ研究段階の話であり、効果には個人差があります。
日曜の夜だけ、摂取のタイミングを変えてみた実験
そこで私は、3週間ほど小さな実験をしてみました。平日は特に何もせず、日曜の夜だけ、夕食後の落ち着いたタイミングでCBDオイルを目盛り0.5mlを目安に摂るようにしたのです。摂取のタイミングと量はできるだけ揃え、就寝時刻も普段通りにしました。
結果として、心拍が「下がりきらない谷」の深さが、3週間のうち2週間は平日に近い水準まで戻っていました。翌朝には睡眠日誌もつけていたのですが、「寝つきが早かった気がする」「夜中に目が覚めた回数が少なかった」といった主観的な記録も、心拍データとおおむね一致していました。もちろんこれは統計的に厳密な検証ではなく、あくまで私個人の記録に基づく体感です。就寝時刻から逆算して入眠の瞬間を測るような方法は現実には不可能なので、私が頼りにしたのはウェアラブルの心拍ログと、翌朝の主観的な睡眠日誌という、実際に記録できる範囲の指標だけです。
興味深かったのは、量を増やしても比例して効果が強くなるわけではなさそうだったことです。1週目は少なめの量で試し、2週目はやや増やしてみましたが、体感の差はそれほど大きくありませんでした。むしろ「摂るタイミングを夕食後に固定する」という習慣化のほうが、体感の安定に寄与していたように感じます。
数字だけに頼らない、という結論
データを扱う仕事をしていた身として言うのも矛盾しているようですが、こうした自己観察の記録は、あくまで「傾向をつかむための道具」だと思っています。ウェアラブルの心拍数も、睡眠日誌の主観的な満足度も、それぞれに誤差やばらつきがあります。日曜の夜に心拍が下がりにくいのは、翌日への緊張だけでなく、その日の食事や運動量、気温など、様々な要因が絡んでいるはずです。CBDの摂取だけを切り出して「これが効いた」と断定するのは、研究的な態度としては少し乱暴だろうと自分でも思います。
それでも、数字として記録を残しておくと、「なんとなく調子が悪い」で終わらせずに済むのは確かです。日曜の夜という、特別でも何でもない時間帯に、自分の体がどんな状態になりやすいかを知っておく。そのうえで、CBDのような選択肢を一つ持っておく。それくらいの距離感が、暮らしの中では心地よいのかもしれません。次の日曜も、私はきっと同じようにウェアラブルの画面を眺めながら、静かな夜を過ごすのだと思います。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。