力を抜く練習、体育の授業でも習わなかった
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「肩の力を抜いて」と言われても、どうやって抜くのか分からない。そんな私が、CBDをきっかけに「緩める」って何なのかを考えてみた話です。
CBDは正直ちょっと怖かった30代前半。友人に勧められて半信半疑で試した
「力を抜いて」がいちばん難しかった
学生の頃、体育の先生によく言われました。「肩の力抜いて」「もっと楽に」って。でも正直、あれが一番難しい指示でした。だって、力を入れるのは分かるんです。ぐっと踏ん張ればいいから。でも「抜く」ってどうやるの? という感じで、結局よく分からないまま大人になった気がします。
大人になってからも同じでした。仕事の会議の前とか、なんとなく肩が上がっている自分に気づいて「あ、また力入ってた」と思う。でも意識的に抜こうとすると、余計に変な力が入る。これ、私だけじゃないと思うんです。
友人にCBDを勧められたとき、最初に言われたのが「力を抜く練習みたいなもの」という言葉でした。え、練習が必要なの? と思いましたが、実際に自分の体と向き合ってみると、確かに「抜き方」を知らなかったんだなと気づかされました。
緊張と緩和は、体の中でスイッチみたいに切り替わっている
これは友人に教えてもらって初めて知ったのですが、私たちの体には「交感神経」と「副交感神経」という、いわば2つのモードがあるそうです。交感神経は活動モード、副交感神経は休息モード。緊張しているときや忙しく動いているときは交感神経が優位で、リラックスしたいときは副交感神経に切り替わる必要がある、という仕組みなんだとか。
問題は、このスイッチが自分の意思ではなかなか切り替えられないということ。「よし、リラックスするぞ」と思っても、体は活動モードのまま、なんてことがよくあります。私の場合、平日の夜、布団に入ってもなかなか頭が休まらず、スマホを見たり、明日の予定を考えたりしてしまう。これも、交感神経が優位なまま切り替わっていない状態なのかもしれません。
CBDについて調べていくと、この自律神経のバランスに関わる働きが研究されている、という話が出てきました。もちろん「CBDを摂れば必ず切り替わる」という単純な話ではなく、あくまで体の内側の調整に関わっていると考えられている、という慎重な言い方がされていることが多いです。でも、この視点を知ってから、私は「気分の問題」ではなく「体のスイッチの話」として捉えられるようになりました。それだけで、ちょっと気が楽になったんです。
体には「元々そういう仕組み」が備わっている
もうひとつ、私が驚いたのが「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」という言葉です。正直、初めて聞いたときは「なにそれ、難しそう」と思いました。でも簡単に言うと、私たちの体には元々、リラックスや気分の調整、体のバランスを保つための仕組みが備わっていて、それがECSと呼ばれているらしいのです。
CBDは大麻から抽出される成分ではあるものの、いわゆる「ハイになる」成分(THC)とは違うもので、このECSに働きかけると考えられている、という説明を読んで、少し安心しました。「大麻成分」と聞くと身構えてしまう気持ち、私にもすごくよく分かります。でも、体に元々備わっている仕組みに寄り添うようなイメージだと知って、警戒心が少しずつほどけていきました。
もちろん、これも研究段階の話で、個人差があるとされています。「絶対にリラックスできる」というものではなく、「そういう働きに関わっていると考えられている」くらいの温度感で受け止めるのがちょうどいいんだと思います。
私なりの「緩め方」を見つけるまで
友人に勧められてから、私はまず就寝前にCBDオイルを試してみることにしました。最初の頃は、正直「これで何か変わるのかな」と半信半疑でした。量もよく分からず、とりあえず目盛りの半分くらいから始めて、白い紙に少し垂らして色や香りを確認したりしながら、自分のペースで慣れていきました。
数週間続けてみて感じたのは、劇的な変化というよりも「あ、今日はちょっと肩の力が抜けてるかも」という、小さな気づきの積み重ねでした。布団に入ってからスマホを触る回数が減った気がするとか、朝の目覚めが少し楽な気がするとか。そのくらいの、ささやかな変化です。
それでも、この小さな変化が積み重なると、「力を抜く」ということが少しずつ体で分かるようになってきた気がします。体育の先生に言われても分からなかったことが、30代になってようやく、ほんの少し腑に落ちた感覚です。もちろんこれはあくまで私個人の体験で、感じ方には個人差があると思います。
「緩める」って、根性や気合いでどうにかなるものじゃなくて、体の仕組みに寄り添いながら、少しずつ練習していくものなのかもしれません。私はまだその練習の途中ですが、CBDというきっかけがあったおかげで、力を抜くことへの苦手意識が、以前より少しだけ和らいだ気がしています。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。