冷蔵庫の前で立ち止まる母、思考が止まる瞬間
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実家の母が冷蔵庫の前でぼんやり固まる姿を見て気づいた、年齢とともに増える「思考の空白」。その正体と、私が試している小さな工夫についてお話しします。
58歳。更年期や親の介護をきっかけにCBDを取り入れた
先月、実家に顔を出したときのことです。母が冷蔵庫を開けたまま、何を取ろうとしていたのか分からなくなって、そのまま数十秒立ち止まっているのを見かけました。「お母さん、どうしたの」と声をかけたら、「あら、何を出そうとしてたんだったかしら」と笑って言うんです。本人は笑っていましたが、私は少し胸がざわつきました。
母だけじゃないんですよね。同世代の友人と話していても、「鍋を火にかけたまま別の部屋に行って、しばらく用件を忘れていた」とか「買い物リストを書いたのに、スーパーで何を買うつもりだったか分からなくなる」という話をよく聞きます。私自身も、最近似たようなことが増えました。
「忘れる」というより「切り替えが追いつかない」
調べてみると、こうした瞬間は単純な物忘れというより、脳内で次の作業に注意を切り替える機能が、以前より少し時間がかかるようになっている状態だとも言われています。年齢を重ねると、この切り替えの速さがゆるやかに変化していくのは自然なことのようです。焦って自分を責めるより、まずは「そういう時期なんだな」と受け止めることの方が、案外気持ちを落ち着かせてくれる気がしています。
加えて、更年期の時期は自律神経のバランスが揺れやすく、交感神経が優位になりすぎると、頭の中がせわしなく感じられたり、目の前の作業に集中しづらくなったりすることがあるようです。私もホットフラッシュのあとに、しばらくぼんやりしてしまう感覚を何度も経験しました。
体の内側から整える視点
そんな中で私が続けているのが、CBDを日常の一部として取り入れることです。CBDは、体に備わっているエンドカンナビノイド・システム(ECS)という仕組みに働きかけ、自律神経のバランスを整える方向に関わっているのではないかと研究されています。気分をふわっと変えるというより、体の内側の調整を後押ししてくれるような感覚です。もちろん個人差はありますし、即効性を期待するものではありませんが、忙しい午後にひと呼吸置く時間を作るきっかけにはなっています。
母と一緒にやってみた小さな習慣
母には、冷蔵庫の前で固まったときに「今、何をしようとしていたか」を声に出して確認する習慣を提案しました。最初は恥ずかしがっていましたが、「豆腐を出そうとしてたのね」と声に出すことで、思考が整理されるようです。私も一緒に台所に立つときは、あえて一つずつ作業を口に出すようにしています。これだけでも、二人でクスッと笑える瞬間が増えました。
介護の場面でも、家族がイライラして急かすと、本人はさらに焦って余計に思考が止まってしまうことがあります。だからこそ、こちらが落ち着いた声で、ゆっくり待つ姿勢を持つことが大切なんだと、母との時間を通して学びました。
おわりに
思考がふっと止まる瞬間は、誰にでも起こりうることです。それを「年だから」と片付けてしまうのではなく、体の内側で何が起きているのかに目を向けると、少し優しい気持ちで自分や家族を見られるようになる気がしています。今日もまた、冷蔵庫の前で母と一緒に、豆腐を探す時間を楽しみたいと思います。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。