僧帽筋という筋肉、私はデータで見直しました

「肩に力が入る」を感覚で片付けず、筋肉と自律神経の仕組みから分解してみると、力の抜き方が少し具体的になりました。

ケン
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ケン#データで語る

元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当

肩の力、実は「気合い」の問題ではないようです

元研究職の私は、昔から「肩の力を抜いて」と言われるたびに、どう抜けばいいのか分からず困っていました。意識してみても、数分後にはまた僧帽筋(首から肩にかけて広がる筋肉です)がこわばっている。これは根性の問題ではなく、筋肉と神経の仕組みを知らなかっただけだったと、今なら思います。

交感神経が「オンのまま」になりやすい理由

自律神経には、体を活動的にする交感神経と、休息モードに切り替える副交感神経があります。デスクワークやスマホ操作が続く時間帯は、集中や警戒によって交感神経が優位になりやすく、筋肉も緊張したまま維持されがちだと言われています。

問題は、この「オン」の状態が長く続くと、本人が休んでいるつもりでも肩や首の筋肉が緩みにくくなることです。慢性的な肩こりのある人の中には、痛みそのものよりも「休んでも抜けない緊張感」に困っている人が多いように感じます。

ECS(エンドカンナビノイド・システム)という調整のしくみ

ここで研究者として少し興味深いのが、体には「ECS(エンドカンナビノイド・システム)」という、緊張と弛緩、興奮と鎮静のバランスを取る仕組みが備わっているという点です。ECSは自律神経の働きや筋肉の緊張度にも関わっていると考えられており、CBD(カンナビジオール)はこのECSに働きかける成分として研究が進められています。

ただし、CBDを摂ればすぐに肩の力が抜ける、というような単純な話ではありません。あくまで「体が緊張と弛緩を切り替えやすい状態を後押しする可能性がある」という位置づけで、研究段階の知見であることは押さえておきたいところです。個人差も大きく、感じ方には幅があります。

力を抜く「動作」を先に作る

データを見ていくと、力の抜き方は「気持ち」からではなく「動作」から入る方が再現性が高いようです。私が続けているのは次の3つです。

ひとつ目は、肩をすくめてから一気に落とす、という単純な動作です。一度しっかり力を入れることで、抜く感覚が体に伝わりやすくなります。ふたつ目は、吐く時間を吸う時間より長くする呼吸です。呼気を長くすると副交感神経が働きやすくなると言われています。三つ目は、就寝前にCBDを取り入れて「今日はここまで」と体に区切りをつけることです。これは効果を保証するものではなく、あくまで習慣化のきっかけとして使っています。

「抜けない」を分解すると、少し楽になる

肩の力が抜けないのは、性格や気合いの問題ではなく、交感神経が優位な時間が長く続いていることや、ECSを含む体内の調整機能が働きにくくなっている可能性がある、という視点で見ると、対処の仕方も変わってきます。感覚だけで自分を責めるより、仕組みから見直す方が、私には合っていました。

もちろんこれは私の体験と手元の資料をもとにした一つの見方であり、全ての人に当てはまるわけではありません。それでも、肩の力が抜けない理由を少しでも分解できると、次の一歩が見えやすくなるように思います。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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