集中用BGM、実は逆効果かもしれない科学的な理由
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「仕事 集中 音楽」で検索してプレイリストを試したのに、なぜか集中できない。その違和感には理由があります。音と自律神経の関係、そしてCBDが担える役割を研究データとともに整理してみました。
元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当
「集中用BGM」で検索した先に、もう一つの正解があるかもしれません
こんにちは、ケンです。元研究職という肩書きで編集部に加わっていますが、実は私自身、集中力に悩んでここに来た人間の一人です。「仕事 集中 音楽」と検索窓に打ち込んだ回数は、正直数えきれません。カフェのざわめき、雨音、ローファイヒップホップ、バロック音楽のテンポ60前後の曲……一通り試しました。
結論から言うと、音楽は集中の「入口」を整えるのにはかなり有効だと感じています。ただ、それだけでは説明できない日があるのも事実でした。同じ曲、同じ音量、同じ時間帯なのに、集中が続く日と続かない日がある。その違いを調べていくうちに、音楽だけでなく体の内側の状態、特に自律神経のコンディションが大きく関わっていることに気づきました。今日はその仕組みと、私が実際に試している組み合わせ方についてお話しします。
なぜ音楽が集中を助けるのか、そして助けきれないのか
音楽が作業効率に与える影響については、心理学や認知科学の分野で以前から研究されています。特によく知られているのが「モーツァルト効果」に関する一連の研究や、環境音がワーキングメモリ(作業に必要な情報を一時的に保持する脳の機能)に与える影響を調べた実験です。一定のテンポの音楽や、言語情報を含まない音は、脳の余計な処理負荷を増やさずに「作業に集中しやすい状態」を後押しする、という報告があります。
一方で、音楽の効果には限界もあります。というのも、集中力そのものは脳だけの問題ではなく、自律神経――交感神経と副交感神経のバランスによっても左右されるからです。交感神経は「活動・興奮」のスイッチ、副交感神経は「休息・回復」のスイッチとよく説明されますが、集中作業に本当に適した状態は、実はこのどちらかに極端に振れた状態ではありません。適度に交感神経が働きつつ、過剰な緊張やそわそわ感は抑えられている、いわば「静かな活性化」の状態だと考えられています。
音楽はこの状態づくりの後押しにはなりますが、前提となる自律神経のベースラインが乱れていると、どんな名曲を流しても効果が頭打ちになってしまう。これが、同じ曲でも集中できる日とできない日がある理由の一つだと、私は考えています。
体の内側の調整役、ECSという仕組み
ここで少し専門的な話をさせてください。私たちの体には、エンドカンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれる仕組みがあることが分かっています。これは、体内で作られる物質と受容体(体の中にある「受け皿」のようなもの)が連携して、自律神経の働き方や心身の緊張・リラックスのバランスなど、さまざまな調整に関わっているとされる仕組みです。まだ研究が進んでいる分野ではありますが、ストレス反応や覚醒レベルの調整に関与している可能性が報告されています。
CBD(カンナビジオール)は、このECSに影響を与える可能性がある成分として研究が進められています。CBDそのものが「集中力を上げる」と直接言えるわけではありませんが、過剰に高ぶった交感神経の働きを落ち着かせる方向に作用し、結果として「そわそわして音楽に集中できない」「気が散って何度もスマホを見てしまう」といった状態が和らぐ人もいる、という報告があります。あくまで個人差があり、断定はできませんが、音楽だけでは整えきれない「体のベースライン」に働きかける手段として、注目されている理由の一つです。
実際に試している組み合わせ方
私が今実践しているのは、次のような流れです。まず作業を始める30分ほど前に、CBDオイルのFOCUSを目盛り0.5mlを目安に、舌下に垂らします。FOCUSは日中の活動時間に合わせて設計されたオイルで、就寝前用のDREAMとは配合量やバランスが異なります。オイルタイプを選んでいるのは、その日の体調や作業内容に応じて目盛りで量を細かく調整できるからです。集中力が特に必要な会議前は少し多めに、軽い作業なら少なめに、というように使い分けています。
そのうえで、テンポが一定でボーカルの少ない音楽を流します。順番としては「まず体の状態を整えてから、音楽で仕上げる」という感覚に近いかもしれません。音楽だけで頑張ろうとしていた頃より、途中で気が散る回数が減ったように感じていますが、これはあくまで私個人の体験であり、効果を保証するものではない点はご理解ください。
集中の変化を客観的に見たい場合は、感覚だけに頼らず記録をつけることをおすすめします。私は翌朝、簡単な集中度メモ(何時から何時まで、どのくらい途切れずに作業できたか)を残すようにしています。ウェアラブル端末をお使いの方は、作業中の心拍変動を記録しておくと、緊張度合いの変化が数字で見えてくることもあります。感覚だけで判断すると、その日の気分や思い込みに影響されやすいので、簡単な記録は継続の助けになると感じています。
音楽任せから、体づくりも合わせる発想へ
「仕事 集中 音楽」という検索の裏には、「今日も集中できずに時間だけ過ぎてしまった」という焦りが隠れていることが多いように思います。私自身、その焦りから何十曲もプレイリストを作り替えてきました。ですが、音楽はあくまで外側からの働きかけであり、体の内側のベースラインが整っていないと、その効果を十分に引き出せないことがあります。
音楽選びに時間をかけるのと同じくらい、自律神経のコンディションという「体の内側」にも目を向けてみる。CBDオイルはその選択肢の一つにすぎませんが、目盛りで微調整できる分、自分の体調や作業内容に合わせて試しやすいという特徴があります。今日の集中がうまくいかなかったとしても、それは意志の弱さのせいではなく、体のコンディションの問題かもしれません。そう考えると、少し肩の力が抜けるのではないでしょうか。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。