洗濯物を畳む15分、自律神経を数字で見てみた

家事の時間は「ただの作業」でしょうか。私は洗濯物を畳む15分間に注目し、心拍のゆらぎという指標から、暮らしの中の小さな習慣と自律神経の関係を考えてみました。

ケン
この記事を書いた人
ケン#データで語る

元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当

きっかけは、心拍計の見せたある変化でした

私は元々、研究職として実験データを扱う仕事をしていました。今の仕事に移ってからも、何かを試すときはつい数字で確かめたくなる癖が抜けません。ある日、腕につけていた活動量計のアプリを眺めていたら、面白いことに気づきました。仕事を終えて帰宅し、洗濯物を畳んでいる15分間だけ、心拍のゆらぎ(HRV)を示す数値がじわじわと上がっていたのです。

HRVというのは、心拍と心拍の間隔がどれくらい変動しているかを表す指標で、専門的には「心拍変動」と呼ばれます。ざっくり言うと、この数値が高いときは体がリラックスモードに入りやすく、低いときは緊張や警戒のモードに傾きやすいと考えられています。もちろん一つの目安に過ぎず、体調や測定条件によっても変わるものですが、私はこの小さな発見が気になって、しばらく自分の暮らしを観察してみることにしました。

交感神経と副交感神経、そのバランスの話

私たちの自律神経には、活動を後押しする「交感神経」と、休息や消化を助ける「副交感神経」という二つの働きがあります。日中、仕事に集中しているときは交感神経が優位になりやすく、夜になって家でくつろぐ時間には副交感神経が優位になっていくのが一般的な流れだと言われています。

ただ現代の暮らしでは、通知の多いスマートフォンや締め切りに追われる仕事の影響で、夜になっても交感神経が興奮したままの人が少なくないようです。私自身、以前は帰宅後もメールの返信や翌日の準備で頭がいっぱいになり、なかなか気持ちが切り替わらない時期がありました。そんな中で目に留まったのが、洗濯物を畳むという、ごくありふれた家事の時間だったのです。

手を動かしながら布の温もりや畳むリズムに意識を向けると、思考がとりとめもなく巡る状態から、目の前の作業に注意が集まる状態へと切り替わっていく感覚がありました。これは瞑想的な作業に集中したときに副交感神経が働きやすくなる、という研究の話とも重なる部分があるように感じています。

CBDと家事時間を組み合わせてみた記録

ここで、CBDの話も加えてみたいと思います。CBDは植物由来の成分で、私たちの体に備わっているエンドカンナビノイド・システム(ECS)という仕組みに働きかけると考えられています。ECSは、体温や睡眠、気分、自律神経のバランスなど、さまざまな体内の調整に関わっているとされる仕組みで、まだ研究段階の部分も多いのですが、リラックスに関わる副交感神経の働きとも関係している可能性が指摘されています。

そこで私は、洗濯物を畳む前にCBDオイルを少量摂ってみる、という小さな実験をしてみました。特別なことをしたわけではなく、いつもの家事の前に取り入れただけです。数週間続けてみたところ、あくまで私個人の感覚ですが、畳み終えた後の気持ちの落ち着き方が、以前より少し深まったように感じることがありました。もちろんこれは主観的な体験であり、日によって差もありますし、CBDを摂らなかった日でも心地よく感じられる日はありました。効果を保証するものではなく、あくまで個人の体験として受け止めていただければと思います。

大切なのは、CBDだけに頼るのではなく、家事や呼吸のリズムといった「体を使う習慣」と組み合わせることで、副交感神経が働きやすい環境を自分なりに整えていく視点だと考えています。

数字に頼りすぎず、暮らしの実感も大切に

研究職だった頃の癖で、私はどうしても数値化できるものを追いかけたくなります。ただ、HRVの数値が上がったからといって、それがそのまま「良い状態」だと断定できるわけではありません。数値はあくまで一つの手がかりであり、最終的には自分がどう感じているかという実感の方が、暮らしの中では大切な指標になるのではないかと思っています。

洗濯物を畳む、お茶を淹れる、床を拭く。そうした特別ではない時間の中にこそ、自律神経を整えるヒントが隠れているのかもしれません。CBDはそうした習慣に寄り添う選択肢の一つとして、無理なく取り入れられるものだと私は考えています。今日も帰宅したら、まずは洗濯物のかごに手を伸ばすところから始めてみようと思います。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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