家事の合間の3分、自律神経は何をしているのか

洗濯物を干す、食器を片づける——そんな何気ない家事の「間」に、体は交感神経と副交感神経を切り替えています。その仕組みを知ると、暮らし方が少し変わるかもしれません。

ケン
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ケン#データで語る

元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当

元研究職として物事を仕組みから理解したい性分の私は、あるとき「家事の合間にほっとする瞬間」がなぜ心地よいのか、気になって調べてみたことがあります。今日はその話を、できるだけやさしくお伝えしたいと思います。

「間」が空くと、体は自動的に切り替わろうとする

掃除機をかけている間、洗い物をしている間、私たちの体はやや活動モードに入っています。これは自律神経のうち、体を活動的に動かす「交感神経」が優位になっている状態だと考えられています。一方で、家事が一区切りついてお茶を淹れる、窓の外を眺める、といった「間」の時間には、体を休ませる方向に働く「副交感神経」に少しずつバトンが渡っていく——研究の世界では、こうした自律神経のバランスの切り替えが、日々の心身の調子に関わっているとされています。

面白いのは、この切り替えは意識してコントロールしようとするほど難しい、という点です。「よし、リラックスするぞ」と力を入れると、かえって交感神経が優位なままになってしまうことがあるようです。体の仕組みは、思っているよりも自分の意志だけでは操作しにくいのかもしれません。

ECS(エンドカンナビノイド・システム)という「調整役」

ここで登場するのが、エンドカンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれる体内のしくみです。ECSは、自律神経のバランスや、ストレスを感じたときの体の反応など、さまざまな「整える」働きに関わっていると考えられている、比較的新しく研究が進んでいる領域です。CBD(カンナビジオール)は、このECSに働きかける可能性が研究されている成分のひとつとして知られています。

ただし、ここは誤解のないようにお伝えしたいのですが、CBDを摂ったからといって「即座に副交感神経に切り替わる」というような単純な話ではありません。あくまで、体が本来持っている調整のしくみに寄り添うような働きが研究されている、という段階です。個人差も大きく、効果を保証するものではない、という前提は忘れずにいたいところです。

家事の「間」を、意識的に作ってみる

私自身が試してみて感じたのは、家事の合間の3分ほどの「間」を、あらかじめスケジュールの一部として組み込んでおくと、切り替えがスムーズになりやすい、ということでした。洗濯物を干し終えたら、あえて椅子に座ってお茶を一杯飲む。皿洗いのあとは、窓を開けて外の空気を吸う。そういった小さな「間」を意識的に作ることが、自律神経の切り替えを後押しするひとつのきっかけになるのかもしれません。

もし記録が好きな方であれば、睡眠計測アプリや翌朝つける簡単な睡眠日誌などを使って、「家事の合間に一息ついた日」と「バタバタしたまま一日を終えた日」で、翌朝の目覚めの感覚に違いがあるか比べてみるのも面白いかもしれません。数字や記録として残すと、自分の体の傾向が見えてくることがあります。

特別な時間でなくてもいい

「リラックスタイムを作らなければ」と気負うと、かえって疲れてしまうこともあります。家事の合間のちょっとした「間」は、特別な儀式である必要はなく、ただそこに立ち止まる時間があるだけで十分なのだと思います。体の中の仕組みは、私たちが思うよりも静かに、そして着実に、その「間」を活用しているのかもしれません。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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