台所のタイマー、3分だけ肩を下ろしてみた話

煮物の3分、洗い物の合間の3分。家事の隙間にできる「肩を下ろすだけ」の小さな習慣で、私の体はずいぶん変わった気がしています。同世代の友人にも伝えたい話です。

マキ
この記事を書いた人
マキ#親世代のCBD

58歳。更年期や親の介護をきっかけにCBDを取り入れた

気づいたら肩が耳にくっつきそうになっていた

台所に立っている時間って、案外長いんですよね。煮物を煮ている間、洗い物をしている間、お弁当のおかずを詰めている間。ふと鏡に映った自分を見たら、肩がぐっと上がって耳に近づいていたことがありました。息子に「お母さん、肩どうしたの」と言われて初めて気づいたくらいです。

私だけじゃなくて、同世代の友人に聞いても「言われてみれば肩に力が入ってる」という人が多いんですよね。若い頃は気にもしなかったのに、更年期を過ぎたあたりから、体のあちこちが「力が抜けにくい状態」になっている気がします。これ、気のせいじゃなくて、自律神経のバランスが変わってくる時期だからなんだそうです。交感神経が優位になりやすくなると、体は常に身構えたような状態になって、肩や首まわりに力が入りっぱなしになりやすいと聞いたことがあります。

台所のタイマーを、肩のためにも使ってみる

それで思いついたのが、煮物のタイマーを「肩を下ろす時間」にも使うということでした。難しいことは何もなくて、タイマーが鳴るまでの3分間、換気扇の音を聞きながら、肩をすとんと下ろして、ゆっくり息を吐くだけです。

最初は「そんな簡単なことで変わるのかしら」と半信半疑でした。でも続けてみると、3分経った後の肩まわりの軽さが全然違うんですよね。力を入れているつもりはなくても、無意識に力んでいた分がすっと抜けていく感じがします。呼吸をゆっくり吐くと、副交感神経が働きやすくなると言われていて、体が「もう身構えなくていいよ」と思い出すような感覚なのかもしれません。

私はこの3分の習慣に、CBDオイルを少量、舌の下に含んでから始めることが多いです。CBDは体の中にもともとあるエンドカンナビノイド・システムという仕組みに働きかけて、自律神経のバランスを整える方向に関わっていると研究されているそうです。タイマーの3分だけで劇的に何かが変わるわけではないのですが、力を抜く「きっかけ」を体に教えてあげるような感覚で、私にはちょうどよい組み合わせでした。もちろん個人差はあると思います。

母の介護と、自分の肩の力

実は、この「肩が上がる癖」に気づいたきっかけは、母の介護でした。母がデイサービスから帰ってくる時間が近づくと、無意識に体が緊張してしまうんですよね。転倒していないか、機嫌はどうか、今日は何を作ろうか。頭の中でいろんなことを考えているうちに、肩にも力が入っていたんだと思います。

介護をしている友人にこの話をしたら、「私も台所に立つと無意識に力が入っている」と言っていました。介護は体力だけじゃなくて、気の張り方が違うんですよね。誰かのために何かをしている間、自分の体の緊張には案外気づきにくいものだと思います。だからこそ、台所のタイマーのような、決まった合図で「今だけは自分の体に戻る時間」を作るのが、私には合っていました。

母のデイサービスのお迎えを待つ間、キッチンでお茶を淹れながら3分だけ肩を下ろす。それだけで、玄関のチャイムが鳴った時の私の顔つきが、少し違っていた気がします。介護中の方には、こういう小さな区切りが意外と効くんじゃないかと思っています。

年齢を重ねてからの「力を抜く」の難しさ

若い頃は、力を抜くことなんて意識しなくてもできていた気がします。でも年齢を重ねると、体のあちこちに「守りの姿勢」が染みついてくるんですよね。関節が痛くて無意識にかばう、眠りが浅くて日中も気を張っている、更年期でホルモンバランスが揺れて何となく落ち着かない。そういう理由が重なって、力を抜くこと自体が難しくなっているんだと思います。

だから私は、「頑張って力を抜こう」とは思わないようにしています。頑張るとまた力が入ってしまうので。代わりに、台所のタイマーのような、生活の中にすでにある区切りを利用することにしました。洗濯機が回っている間、お湯が沸くまでの間、電子レンジが鳴るまでの間。そういう「待つしかない時間」は、実は肩の力を抜く練習にぴったりなんですよね。

同世代の友人には、こんなふうに伝えています。「特別な時間を作らなくていいから、今日の夕飯の支度の中で、一回だけ肩を下ろしてみて」と。それだけで十分だと思うんです。気楽にいきましょうね。私たちの体は、そんなに難しいことを求めていないんじゃないかと、最近はそう感じています。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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