「効果ない」で検索した夜、私も同じ場所にいました

CBDを試して数日、「なんか変化ないかも…」と検索窓に打ち込んだ経験、私にもあります。そのモヤモヤ、実は体のしくみを知ると少しほどけるかもしれません。

ミカ
この記事を書いた人
ミカ#はじめてのCBD

CBDは正直ちょっと怖かった30代前半。友人に勧められて半信半疑で試した

「効果ない」って検索した、あの夜のこと

友人に勧められてCBDを試し始めて4日目くらいだったと思います。正直に言うと、私はすごく期待していました。「これで一気にリラックスできる」くらいの気持ちで。でも寝る前に試しても、次の日になっても、劇的な変化はなくて。「あれ、これ効果ないんじゃない?」とスマホで検索窓に打ち込んだのを覚えています。

調べてみると、同じように感じている人がすごく多いことを知りました。しかも、その中には「数日でやめてしまった」という声もあれば、「量や続け方を見直したら、じわじわ変わった気がする」という声もあって。私は後者の話が気になって、もう少し詳しく調べることにしたんです。

「効果を感じない」には、いくつかの理由があるらしい

まず驚いたのは、CBDは体に入ってすぐ何かが起きる、というタイプのものではないらしい、ということでした。私たちの体には「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」と呼ばれる、体の状態を整えるための仕組みがもともと備わっていて、CBDはこの仕組みに働きかけると考えられているそうです。ECSは自律神経のバランスや、緊張と休息の切り替えなどに関わっていると言われていて、いわば体の「調整役」みたいな存在なんだとか。

この「調整役」に働きかけるものだから、飲んですぐ気分がガラッと変わる、というよりは、続けるうちに体のコンディションが少しずつ整っていく、というイメージの方が近いようです。私はここで初めて、「即効性を期待していたこと自体が、そもそもズレていたのかも」と気づきました。

あと、量の問題もあるみたいです。CBDオイルは商品によって濃度が違いますし、体格や体質による個人差も大きいと言われています。「みんなと同じ量を試したのに、自分だけ変化がない」と感じている人は、単純にその日の自分に合う量にまだ出会えていないだけ、という可能性もあるようです。

自律神経というものさしで、もう一度自分を見てみる

私が「なるほど」と思ったのは、自律神経の話でした。私たちの体には、活動モードの交感神経と、休息モードの副交感神経があって、この2つが状況に応じて切り替わることで、緊張したり、逆にリラックスしたりしているそうです。ところが、忙しい毎日を送っていると、この切り替えがうまくいかず、夜になっても交感神経が優位なまま、なんてことが起きやすいとも言われています。

CBDはこの自律神経のバランスに関わっていると研究されているようで、「気分が落ち着く」という感覚の裏側には、こういう体の内側の働きがあるらしいんです。私はそれを知ってから、「今日は効果があった・なかった」を気分だけで判断するのをやめてみました。代わりに、「寝つきまでの体感時間」「夜中に目が覚める回数」「朝起きたときの体の重さ」みたいな、ちょっと具体的なところに目を向けるようにしたんです。すると、1週間くらい経った頃、「そういえば最近、布団に入ってから考え事でぐるぐるする時間が減ったかも」と気づく瞬間がありました。劇的な変化ではなかったけれど、確かに何かが違っていました。

「効果ない」で終わらせる前に、試してみてほしいこと

ここまで調べて、私は「効果を感じにくい」と思ったときに、いくつか見直せるポイントがあることを知りました。

ひとつは、量の調整です。オイルタイプのCBDは、スポイトの目盛りで摂る量を自分で決められるのが特徴だと聞きました。目盛り0.5mlを目安に、舌の下に垂らして1〜3分ほど置いてから飲み込む、というのが基本の使い方らしいのですが、これなら「今日はちょっと少なめに」「疲れている日は基準量で」というふうに、自分の体調に合わせて微調整できます。グミやカプセルのように1粒の量が決まっているタイプだと、こういう細かい調整が難しいので、これはオイルならではの利点だなと感じました。

もうひとつは、続ける期間です。すぐに何かを感じなくても、数日から数週間かけて体の状態を見ていく、というくらいの気持ちでいる方が、変化に気づきやすいようです。私自身、最初の3日で判断していたら「効果ない」で終わっていたと思います。

そして、生活リズムそのものも一緒に見直すこと。寝る前にスマホを見続けていたり、カフェインを遅い時間に摂っていたりすると、いくらCBDを取り入れても自律神経の切り替えは邪魔されやすいそうです。CBDは魔法の万能薬ではなく、あくまで体が本来持っている調整力を後押しするもの、という位置づけで捉えると、期待とのギャップが減る気がしています。

あの日の私に伝えたいこと

「効果ない」と検索したあの夜の私に、今なら少し違う言葉をかけられる気がします。効果がないんじゃなくて、感じ方や向き合い方を、もう少し体のしくみに寄せてみるといいよ、って。もちろん個人差はあるし、全員が同じように変化を感じるわけではありません。それでも、自律神経やECSという体の内側の視点を知ってから、私は「なんとなく」ではなく、もう少し具体的に自分の体と付き合えるようになった気がしています。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

一覧に戻る