力を抜こうとするほど抜けない、そのわけ

「リラックスしなきゃ」と思うほど肩が硬くなる。そんな経験、私にもあります。今日はその仕組みと、私なりの抜け道をお話しします。

マキ
この記事を書いた人
マキ#親世代のCBD

58歳。更年期や親の介護をきっかけにCBDを取り入れた

「リラックスできない」で検索する夜がある

お風呂に入って、湯船で深呼吸して、それでも体の奥がざわざわしている。そんな夜に「リラックスできない」で検索したこと、私は何度もあります。真面目な人ほど、こういう検索をする気がするんですよね。「休み方が下手なんじゃないか」「自分のやり方が悪いんじゃないか」って、自分を責めてしまう。でも、これは根性や性格の問題ではなくて、体の中の切り替えスイッチがうまく動いていない、というだけのことも多いんです。

私は58歳になりましたが、40代の後半あたりから、休んでいるつもりなのに休めていない、という感覚がはっきり増えました。同世代の友人に聞くと、同じようなことを言う人が案外多いんです。年齢的なホルモンの変化や、日々の疲れの蓄積が、体の緊張のスイッチを入れっぱなしにしてしまうことがあるようです。

力を抜けない体の中で、何が起きているのか

私たちの体には、活動的になる「交感神経」と、休むときに働く「副交感神経」という、二つの自律神経があります。仕事や家事、人と会う予定、心配事など、日中は交感神経がずっと優位のまま過ごしていることが多いんですよね。そして厄介なのは、この交感神経、夜になったからといって自動的にすっと引き下がってくれるわけではない、ということなんです。

体には本来、こうした神経のバランスや体温、痛みの感じ方などをちょうどいいところに戻そうとする、エンドカンナビノイド・システム(ECS)という調整の仕組みがあると言われています。いわば体の中の「調整室」のようなもので、揺れすぎた状態を元に戻す働きに関わっていると考えられています。ところが、ストレスが続いたり、年齢とともにホルモンの分泌リズムが揺らいだりすると、この調整室もうまく機能しづらくなることがあるようです。「頭ではわかっているのに、体が休めない」という感覚は、この調整の乱れとも関係しているのかもしれません。

更年期の時期には、エストロゲンという女性ホルモンの減少が自律神経の働きにも影響すると言われていて、暑くもないのに汗が出たり、急に心拍が速くなったりする方も多いです。私自身、何かに焦っているわけでもないのに、胸のあたりがざわざわする時期がありました。あれも、体の内側の調整がうまくいっていなかったのだと、今なら思えます。

「頑張って休む」をやめてみる

私が試して良かったのは、リラックスを「目指す」のをやめることでした。無理に瞑想の姿勢をとったり、「今からリラックスタイム」と決めて座ったりすると、逆に力が入ってしまう人、実は多いんじゃないかと思います。

代わりに私がしているのは、体の力が抜けやすい環境を先につくっておくことです。具体的には、寝る1時間前には部屋の灯りを少し落とす、スマートフォンは別の部屋に置く、湯船には短くてもつかる、といった小さな準備です。これらは交感神経を急に静めるわけではありませんが、副交感神経が働きやすい下地を作る、という感覚に近いです。

そしてもう一つ、私の場合はCBDオイルをこの準備の中に組み込むようになりました。就寝前、付属のスポイトを目盛り0.5mlまで吸い上げて、舌の下に落とし、1〜3分ほど置いてから飲み込みます。この0.5mlという目盛りが、私にはちょうどよかったのですが、日によって少し多めにしたい、少なめでいいという日もあります。オイルタイプのいいところは、その日の体調に合わせて目盛りで量を微調整できることだと思っています。グミやサプリのように1粒の量が最初から決まっている形だと、こういう細かい調整はできませんから。

CBDは、先ほどのECSに働きかけることで、乱れがちな自律神経のバランスを整える方向に関わっているのではないか、と研究が進められています。効果を保証するものではありませんし、感じ方には個人差がありますが、私は「体が休むモードに入るまでの時間」が、以前より短くなったように感じています。

夜だけでなく、日中の「抜けなさ」にも

リラックスできないという悩みは、夜だけの話ではないんですよね。日中、家事や仕事の合間にふと肩の力が入っていることに気づく、という方も多いと思います。私は掃除機をかけながら、無意識に歯を噛みしめていたことがありました。

そういう日中の緊張には、私は少量だけオイルを使うこともあります。夜のDREAMより低いCBD濃度のFOCUSを、目盛りでほんの少しだけ。眠くなっては困る時間なので、量は控えめにしています。このあたりも、決まった1粒ではなく目盛りで細かく変えられるからできることだと思っています。

大事なのは、リラックスを「意志の力」でつかみ取ろうとしないことだと、私は思うようになりました。体の仕組みの側から、少しだけ手助けをしてあげる。そういう考え方に変えてから、力を抜くことへの焦りが、以前よりずいぶん軽くなりました。

おわりに

「リラックスできない」と検索したあの夜の私に、今なら伝えたいことがあります。それは、あなたの根性が足りないわけでも、心が弱いわけでもないということ。体の中の調整の仕組みが、少し疲れているだけなんです。今日紹介したことが、どこか一つでも、あなたの夜の力を抜く手がかりになれたらうれしいです。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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