副交感神経は「呼吸の速さ」で見分けられるか

呼吸数を1分間だけ数える。それだけで、自分がどれくらい交感神経優位にいるかが見えてきました。研究職時代の癖が、思わぬ形で役立った話です。

ケン
この記事を書いた人
ケン#データで語る

元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当

1分間、呼吸を数えるという実験

研究職を離れて数年経ちますが、「まず数える」という癖はなかなか抜けません。先日、仕事の合間にふと自分の呼吸数を数えてみたことがあります。1分間で18回。多いのか少ないのか、その場ではピンときませんでした。

調べてみると、成人の安静時呼吸数はおおむね12〜20回程度とされています。18回という数字自体は範囲内ではあるものの、上限に近い状態が続いているとしたら、それは体が「まだ休めていない」サインかもしれない、と感じました。

呼吸と自律神経の、地味だけれど重要な関係

呼吸のペースは、自律神経のバランスと関わりが深いと言われています。自律神経には、活動時に働く交感神経と、休息時に働く副交感神経があり、両者がシーソーのように切り替わりながら体調を整えているとされています。呼吸が浅く速いときは交感神経が優位になりやすく、逆にゆっくりとした呼吸は副交感神経を優位にしやすい、という報告があります。

つまり、呼吸数を数えるという単純な行為は、自分の自律神経がどちらに傾いているかを推測するための、ささやかな手がかりになり得るということです。専門的な計測機器がなくても、時計さえあれば試せる点が、私としては気に入っています。

CBDが関わるとされる「体の内側の調整」

ここで、CBD(カンナビジオール)についても触れておきたいと思います。CBDは、体に備わっているエンドカンナビノイド・システム(ECS)という調整の仕組みに働きかけると考えられています。ECSは、簡単に言うと「体のバランスを一定に保とうとする仕組み」で、自律神経の働きにも関わっていると研究されています。

「CBDを摂ると気分が落ち着く気がする」という感覚的な話は、実はこうした体の内側の調整と無関係ではないのかもしれません。もちろん、効果には個人差がありますし、「必ず呼吸が整う」といった断定はできません。ただ、気分の問題として片付けるのではなく、体の仕組みの一部として捉え直すと、CBDとの付き合い方も少し変わってくるように思います。

数字は、自分を責めるためのものではない

ここで一つ注意したいのは、呼吸数を数える行為が「もっと落ち着かなければ」という新たなプレッシャーにならないようにすることです。研究者的な性分だと、つい数字を追いかけて一喜一憂しがちですが、これはあくまで自分の状態を知るための目安に過ぎません。

私自身は、呼吸数が多いと感じたときは、CBDオイルを摂ってから、意識的に呼吸をゆっくりにする時間を5分ほど作るようにしています。これも個人の体験の範囲であり、誰にでも同じように当てはまるとは限りませんが、「数える」という客観的な視点を持つことで、感覚だけに頼らないセルフケアができるようになったと感じています。

おわりに

呼吸数という、誰でもすぐに測れる小さな数字。それが、自律神経という体の奥深い仕組みへの入り口になるというのは、研究職だった私にとって、ちょっとした発見でした。今日、あなたの呼吸は何回でしょうか。試しに1分間だけ、数えてみてはいかがでしょうか。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

GoodDays Journal 編集部
ミカツムギケンマキ

CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。

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