タスク切り替えの回数を数えてみたら28回だった
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午後の3時間、私は何回タスクを切り替えていたのか。実際に数えてみた結果と、そこから見えてきた「注意の配分」の話をデータ好きの視点でまとめてみました。
元研究職、CBDの研究・エビデンスをやさしく解説する担当
きっかけは、ある同僚の一言でした
「今日、全然仕事が進まなかった気がする」と同僚がつぶやいたのを聞いて、私は少し引っかかりました。感覚的な話で終わらせるのはもったいない、と思ったのです。元研究職の性なのか、こういうときはまず記録を取りたくなります。そこで自分自身を実験対象にして、平日の午後1時から4時までの3時間、メールを開いた、チャットを見た、資料に戻った、といった「注意の切り替え」を1回ずつメモしてみることにしました。
結果は28回でした。3時間で28回、つまり平均すると6分半に1回、何かに気を取られて注意先を変えていたことになります。正直、自分の想像より多くて驚きました。もちろんこれは特別な計測機器を使ったわけではなく、あくまで自己記録による大まかな数字ですので、厳密なデータとしては扱えません。それでも「なんとなく集中できていない」という感覚が、数字として姿を現したのは印象的でした。
注意の切り替えには、思っている以上のコストがかかる
心理学の分野では、ある作業から別の作業に注意を移すときに生じる遅れや質の低下を「タスクスイッチングコスト」と呼ぶ研究があります。単に「気が散った」というだけでなく、脳が前のタスクの情報を一旦しまい直し、新しいタスクの文脈を呼び出すという処理が、切り替えのたびに発生していると考えられています。この処理には時間もエネルギーもかかるため、切り替えの回数が増えるほど、1つひとつの作業に投じられる集中の「純度」が薄まっていく、というのがおおまかな仕組みです。
28回という数字を眺めながら、私は「量」ではなく「密度」の問題だったのだと気づきました。時間はたっぷりあったのに、その時間が28個の小さな断片に切り分けられていたわけです。断片化された時間の中では、深い思考にたどり着く前に別の刺激が入ってきてしまう。これは能力や意欲の問題というより、環境と注意の設計の問題なのだと、データを見て改めて納得しました。
自律神経の視点から見る「切り替えすぎ」の負担
注意の切り替えが多い状態は、単に効率が落ちるだけでなく、体の内側にも負担をかけている可能性があると考えられています。通知が鳴るたびに軽い緊張が走り、交感神経(体を活動的・警戒モードに傾ける自律神経の働き)がわずかに優位になる。これが1日のうちに何十回も繰り返されると、心身が休む間もなく小さな覚醒を続けている状態になりやすい、という見方があります。
一方で、こうした自律神経のバランスや、体内の様々な調整に関わっているとされるのが、エンドカンナビノイド・システム(ECS)という仕組みです。ECSは、体温や気分、緊張の度合いなど、私たちが「整っている」と感じる状態を保つために働いていると考えられている、体に備わったネットワークのようなものです。CBD(カンナビジオール)は、このECSの働きに関わっている可能性が研究されている成分のひとつで、慌ただしく切り替わり続ける注意の状態から、少し距離を置く時間をつくる助けになると感じる人もいるようです。もちろん効果には個人差があり、これは断定できるものではありません。
28回を減らすために試したこと
数字が見えると、次は「どう減らすか」を考えたくなるのも研究職の癖です。まず試したのは、通知をまとめて確認する時間を1時間おきに固定することでした。それだけで、切り替え回数は28回から17回まで減りました。次に取り入れたのが、作業に入る前の3分ほどの「区切りの時間」です。深呼吸をしながら、これから何に集中するのかを一言メモに書き、そのあとにCBDを含む「FOCUS」を一口取り入れる、という小さな儀式をつくりました。
この儀式自体に魔法のような力があるわけではありません。ただ、区切りの時間を持つことで「さっきまでの作業モード」から意識的に距離を置き、次のタスクに向かう準備ができる感覚がありました。FOCUSを使うタイミングをこの区切りに固定したことで、切り替えのたびに生じていた小さな緊張が、以前より穏やかになったように感じています。あくまで個人の体験であり、感じ方には差があると思いますが、少なくとも「なんとなく」ではなく「区切りをつくる」という行動レベルの工夫として、記録を続ける価値はありました。
数字は答えではなく、問いを教えてくれる
28回という数字は、私に正解を教えてくれたわけではありません。でも「自分がどれくらい注意を分散させていたか」という、これまで感覚でしか捉えられなかったものを、輪郭のある形に変えてくれました。集中力の話は、つい「気合が足りない」「もっとがんばるべき」という方向に行きがちですが、実際には環境の設計と、体の内側の整え方の両方が関わっているのだと思います。もし自分の1日が妙に慌ただしく感じるなら、一度、切り替えの回数を数えてみるのも悪くないかもしれません。数字は、次にやることを教えてくれる、静かな手がかりになってくれるはずです。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。CBDは医薬品ではなく、特定の病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
CBDとの向き合い方はひとそれぞれ。はじめての方も、長く親しんでいる方も、それぞれの目線でCBDのある暮らしをお届けします。